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ロシアハッカー奮闘出張記!
去る11/16~11/19までロシアのモスクワにてwhitehackerz事業の海外出張を行ないました。ロシアと聞くと我々PCオタクのイメージでは『強力なハッカーがいる』or『金髪美女』以外に思いつかない事と存じますが、我々白Z一行はこの真実を探るべく一路ロシアへと乗り込みました。-12℃のなかかけずり回り情報収集し結果、イメージ通りの国である事がわかり、それらすべてを満喫してきましたが、そこはwhitehackerz!しっかり仕事こなしてきましたよ!!! 今回はその出張記を余すことなく公開致します!まず一行は成田空港よりアエロフロートにて10時間!モスクワへと向かいました!
出発前の校長
モスクワ到着!そこには新旧いい具合におり混ざった建物が!
ハウステンボスの様な風景が延々と続き、ロシアに来たのだなぁ。。。と感慨深い中、先ずはホテルでチェックイン!
ホテルには当然金髪が!!!
テンションあがりMAXでしたが今晩は売春は控えて、明日の商談に備えます!ホテル近隣で食事をしました!モスクワには寿司と刺身を提供している飲食店が4000件以上ありいつの間にか定着しているようです。今回はアサヒスーパードライだけ楽しみました!10時間のフライトをねぎらってかんぱ~い!
翌日、まずはロシアルーブルへ両替に行くついでにホテル周りを散策!モスクワ川を渡ります!
モスクワ川を渡ると、旧ソ連時代の建物群の中に突如現れた近代高層ビル群!ロシアの天然資源マネーの勢いを感じます!
その後、一件目のアポイントへ!
ロシアにて情報セキュリティ誌の『info security』を出版しているGroteck社へ!
とても著名な雑誌で、イベントなども東欧・ロシアにて行なっている企業です!諸々の業務提携案を話し合い無事合意致しました!
また彼らは、made in japan のセキュリティソフトや商品なども紹介して欲しいと言うので、今後我々は東欧・ロシアにてセキュリティ製品の普及を希望する日本国内のベンダーの橋渡しも行う事になりました。自社の製品の世界展開を検討中の企業様のお問合わせお待ちしております。写真白Z右(左から2番目)がGroteck社の社長Andrey Miroshikin氏です!
その後、次のアポイントへ!次のアポイントはG社と人気を分かつハッカー雑誌である『хакер』社のオーナー代表との会食!オーナーのディミトリー氏が予約してくれた、パキスタン料理店へ!
こちらの料理が素晴らしい!日本食を除けば、これまでの料理でNO1の料理の数々でした!хакер社(http://xakep.ru/)とも無事業務提携完了!皆様がおそらくgoogle翻訳など駆使して一度は見たことがあるであろうхакерの日本総代理店及び独占翻訳・出版契約そして○○契約まで交わしました!今後は我々の翻訳に期待下さい!
上記右下がディミトリー社長!その後町の観光でドライバーしてくれました!やはりとある極秘ルートでの接触が功を奏したのか?食事も御馳走になり感謝感謝です!必ず成功させて恩義に報いますのでディミトリー社長!今後とも宜しくお願い致します!
運転してくれるディミトリー社長!ユダヤ人なので例のお帽子つけてまます!
レーニンが眠る墓!
赤の広場横の百貨店にて『世界一おいしいアイスクリーム』を食べました。
旧ソ連時代から使用している外務省です!素晴らしい建物です!
やはり時代に即した製品作りが大事であり、現在作成中のセキュリティ製品の次の作品の構想も固まりました!写真はその彼らと合流する前に校長と白Z!
出来whitehackerzの世界制覇へと大きく前進しました!皆が待ち望むハッカー雑誌を至急発売しますのでご期待下さい!!!ではまた!
韓国サイバーセキュリティ会議出席からの38度線から北朝鮮に臨む白Z!
行って参りました!
第4回韓国情報セキュリティ会議。
高度な意見が飛び交う中、アジア太平洋地域の安全なIT社会実現の為の白熱した議論が繰り広げられました。
そしてこれだけに飽き足らず、ここまで来たからには国境からのジョウホウセキュリティ実況中継ぐらいしないと、読者の方々は満足してもらえない!と白Z魂に火が付き行って参りました!38度線!
観光スポットである展望台は何故か1ケ月超えの閉鎖状態でした。何があっているのでしょう?
閉鎖されていた事により、気のきく運転手さんは、韓国と北朝鮮の共同事業である開城工業団地の入口へと案内してくれました。
道中物々しい警備体制の中、工業団地への立ち入りを切望するも断念。その入口が見える展望台へ行ってきました!
北朝鮮と韓国を結ぶ鉄道も見えます。
今回の訪韓に際して、完成するWhitehackerz製の脆弱性スキャンソフトを大きくPR出来るようにプレゼンテーションの場を設けてくれた李氏に心から感謝致します。
城Zは羽ばたきます!
世界へ!
東南アジアへ!
そこにサイバー犯罪がある限り!
命の限り!
61398部隊とは?
中国人民解放軍が関与したとみられるサイバー攻撃の手口を解説したビデオ
「『もうたくさんだ』と言わなければいけない」。ホルダー米司法長官は19日の記者会見でいらだちを隠さなかった。 会見では起訴した5人の顔写真と名前を載せた米連邦捜査局(FBI)の指名手配のポスターを掲げ、 厳しく責任追及する姿勢を示した。
5人は中国人民解放軍総参謀部第3部「61398部隊」に所属。米セキュリティー会社のマンディアント社が 昨年の報告書で、温家宝元首相一族の巨額蓄財疑惑を報じた米紙ニューヨーク・タイムズなどを狙った サイバー攻撃は同部隊によるものと特定。今回は司法当局が初めて認めた。
米司法省によると、2006~14年にかけて王東、孫凱良、文新宇の各被告がハッカー攻撃による侵入を企て、 黄鎮宇、顧春暉の両被告が共謀して侵入を助けた。産業スパイや商業機密窃盗など31件の罪に問われた。
スパイ対象になったのは東芝傘下の米原子力大手ウエスチングハウス(WH)、鉄鋼大手USスチール、 太陽光パネル製造の独ソーラーワールドの米国子会社、非鉄大手アルコアなど企業5社と労働組合。
WHでは10年に原子炉の配管や支持構造物、建屋内の配管の経路などの設計情報を盗まれた。 当時、WHは4基の「AP1000」型原子炉を中国で建設中。中国は同型原子炉の国産技術化を進めており、 途上国への原発輸出を狙っている。
ソーラーワールドは12年、生産ラインやコストなどの経営情報を含む数千種類のファイルを盗まれた。 同じ時期に中国メーカーによる太陽光パネルの米市場でのダンピング(不当廉売)が判明、米企業は打撃を受けた。
「研究開発や新製品開発のコストは競争力を左右する。サイバー攻撃で得た情報の価値は重要だ」と 米政府高官はいう。米企業へのサイバー攻撃で得た情報を関連する中国企業に流し、 競争力を高めた可能性がある。
とはいえ、何でもかんでも悪いことを中国に結びつける姿勢に疑問を呈するのは、まったくもって正しいことだ。例えば、近ごろシステムへの侵入を受けた米アップル、米フェイスブック、米ツイッターのケースは、東欧のハッカーの仕業である可能性がある。世界最大の石油会社サウジアラムコの機密情報を狙った最近のサイバー攻撃にはイラン勢が背後にいたと思われる。
香港外遊記と深川の闇~新ハッカー世界友好団体設立に向けて~
この度我々は、新ハッカー世界友好団体設立に向けての根回しの為香港を拠点に外遊を行ないました。様々な苦難の連続ではありましたが、様々なハッカーと出会い熱い議論を交わして参りました。また、記録として写真に収める為、撮影禁止区域にも迫っております。
それではその外遊の全貌をご紹介して参りましょう。
まずは九州の空の玄関である福岡国際空港より旅の出発です。しかし、出だしから大きなハプニング!出発前不必要な荷物をコインロッカーに収納中、しゃがんだ瞬間田口校長のズボンが・・・ビリッ・・・何とも不運な立ち上がりとなりました(笑)この先大丈夫でしょうか???以降当分校長はお尻に穴が開いたまま動くのでした(笑)
乗り継ぎしても出てくる機内食。。まだ午前中のも関わらず3食目。
一服するヨシムリン。東京組は一時間遅れての到着の為、一時間タバコ吸いまくりで松。
香港には三色のタクシーがいます。香港中心を移動に使うなら『赤』のタクシーをご利用下さい。
行く前から聞いていたのですが、香港人はスマホ中毒。というのは本当でした。。タクシーの運ちゃんですら運転中にLineし放題。危険極まりないです。
また嫌らしいので撮影はしていませんが、香港の高級車率はハンパない!関税率200%なのでベンツSクラス550で3000万円近くはするハズなのに9台連続など当たり前。あらゆる高級車がオートショーの様に流れて来ます。流石はアジアの富の中心。圧倒されました。ここでチェックインを済ませ校長のズボンを買いに行く事に。校長のズボンの穴は広がり続けタダの変態の域に達しています。その道中はしゃぐヨシムリン
日も暮れ出し、ジャッキーチェンの手形にはしゃぎブルースリーの銅像に歓喜する観光客やおばさんハッカーを横目に真の力を発揮するヨシムリン
そして先ずはハッカーとの合流場所のインターコンチネンタルホテルラウンジで待つ。ただ待つのも忍びないので乾杯のビール!ラウンジの窓越しに見える香港の夜景は絶景。
マカオ到着!リスボアからMGMへ!連敗!校長だけの一人勝ち。熱中しすぎた為に朝5:30にホテルへ帰還。
ホテルに帰還したのはいいが小腹がすいたのでホテル近くのお店でラーメンを食べる事に。得体のしれない肉が混入しており肉は避ける事に。
2時間の仮眠をとり、朝9:00出発で2日目行動開始!先ずはハッカーとの待ち合わせ場所である香港中心地まで電車で移動!
いよいよ中国の闇、深川へ。尖閣問題のデモの発祥地でありパクリ電子商品の町。秋葉原よりもデカイとされる町はどの様な所なのか?また待ちうけるハッカーはどんな人物なのか?イザれっつごー!!!!!!!!!!!!!!
ここでとんだハプニング!最大の危機。。。
香港~深川の特急列車の切符を間違って『子供』料金で購入してしまい、『まぁ終着駅で追加清算すればよいか!?!?』
と考えていたところ、駅員が激怒。鉄道警察を呼ばれてキセル乗車で追及を受ける羽目に。。何とか事情を組んでもらい一人500香港ドル(約6000円)の罰金で釈放。。皆さんも気をつけろよ!?
そして入国手続きへ!いよいよ中国本土突入。ここは撮影禁止区域。ばれて怒られたが無視してクリア!
広大な店内に無数の怪しい危機が!!
日本で売られているLED電球一個50円(笑)皆が買ってるiPONEケースは一個50円~(笑)マークジェイコブスのiponeケースは日本で6000~7000円ここでは500円(笑)たまりませんなぁぁ(笑)また、サムスンコピー商品の店にも関わらずサムスンのTシャツを堂々ときている店員には度肝を抜かされた!その様なお店が何万件も立ち並ぶ・・・恐るべし・・
荷物の輸送は原始的。電動バイクに荷物を括り付ける人(笑)3個も(笑)
朝方4時・・帰り道子供に物乞いさせる親子の列。改めて闇の深さを知る。
そしてホテルへ戻寝る間もなく、チェックアウトを済ませてそのまま香港国際空港へ!名残惜しいが帰国。
だれもいない朝5:30の香港国際空港。名残惜しそうに哀愁漂うヨシムリン
ここで緊急事態。おみあげ一切買ってない事に気づく。このままでは乗り継ぎの台北空港で買い物する事になり香港のお土産ではなくなってしまう。。。。。。。。。ここは力で押し切るしかなくなる。
台北到着。ここから買い物を大急ぎで行なう。お土産貰う方々このブログにて事情をお察し頂けますようお願い申し上げます。
DDmによる編集後記
今回の外遊は非常に実のあるものとなりました。様々な苦難を乗り越え香港・マカオ・中国と駆け巡りましたが、多くのハッカーと出会い、国際的ハッカー団体の設立が現実のものとなって参りました。これから更に詰めて行き来年早々にも旗揚げを行ない世界のハッカーの総本山となる様な親睦団体に成長させその技術力を国防や世界の技術発展の為役立てるような団体にしたいと思います。また定期的な賞金付きCTFを開催し既存のCTF大会では出来ない様な事にチャレンジしていきたいと考えています。
奇しくも領土問題等で国家間の摩擦も起こっていますが、技術に国境はない!をスローガンに皆で共存共栄できる土壌を作る事が、我々ハッカーの使命だと感じています。
今回の旅程で出会ったハッカー達は我々の趣意に大きく賛同してれたばかりか、この団体を世界一の存在にしようという熱意が強く感じられ我々はとてもうれしかったです。沢山の交流が簡単に行えるよう世界大会は工夫を凝らしてアッと言わせて見せましょう!
我々の願いは切に『正義のハッカーによる国際社会の安定と技術進歩に寄与してより豊かに』であります。今後も定期的に国外へと足を延ばしてより多くのハッカーと交流し『日本代表Whitehackerz』『日の丸を胸に白Z』を意識して活躍して参りますので今後とも応援の程宜しくお願い申し上げます。
黑客について考える
最近ロシア、中国のハッカー(黒・白ともに)さんとお話する機会が多い。
まぁ、お話するとは言っても片言の通訳さんを通してなので理解できてない部分も多いのだが、こうして多くの方々に触れるとニュースや数字などで表わせない物を肌で感じるようになってきた。その中で、特に接することの多い中国人ハッカーの方たちについて思うことが多くある。
中国紅客連盟・中国黒客連盟・中国红客大联盟などなど多くのハッカー集団がいると言われており、また一部報道では『中国は年間100万人規模でハッカーが生れている!』など書かれているが、そんな土壌の一部を垣間見れているようで非常に興味深い。
さて、中国では『QQ』というインスタントメッセンジャーが爆発的に普及しておりWindowsに次いで中国で普及しているPCとインターネットのキラーソフトだ(騰訊公司)。企業のオンラインサポートではQQによるサポートスタッフが常時数人待機するのが当たり前であり(QQ本社では数千人のスタッフが目視を伴う監視・サポート・防衛をしているとのこと)、メールでやり取りするよりも効率的らしい。アカウント数は10億を超えまた、QQのアカウントを利用した同時オンラインゲーム利用者数は1億人に迫る勢いだ。(QQ日本版公式サイト:http://www.imqq.jp)QQについてはこのぐらいにしておくが、この様な急激な成長を遂げる中国において若年層の反応も当然のことながらすごい。『私はハッカーではありませんし、その様な技術もありません』など言っている若者が平気でQQのソーシャルゲームの有料課金部分へ、クラックしタダで遊ぶ。この様なセキュリティ突破術を幼い頃から自然と身に着けているのだ。しかも当人らには当たり前のことであり仲間内でクラックツールを開発し配布しあうことが常態化しているという。 数ヶ月前にとあるテレビ番組の特番で、『ロシアのクラッカーがクレジットカードの情報を集めて中国人に売却し、使用するのは中国人』と言う旨の放送があったばかりだが、いったいいつの話してるのか?と思ってしまう。幼いころからツールの開発までやれてしまうクラッカー人口が爆発的に増えてきている中国でワザワザお高いお金を払って買うほどの事ではなくなってきているのだ。2000年初頭からの旧史以来の民族大移動が始まり、日本のコンビニやファーストフード店はすでに中国人に占められている が、このペースでも「国際法に違反している」と糾弾されるほど受け入れルートは細く、所得格差が広まれば広まるほど動きは加速していく。【「物価が世界中で大きく違う」 と 錯覚 している人も多いが、現実には 世界の物価は さほど変わらない。所得水準の高い国では 「贅沢なモノ」 を消費し、所得の低い国では 「粗悪なモノ」 を消費しているに過ぎず、違うのは 「物価」 ではなく 「生活費」 である。←引用http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50031114.html】であるように、この流れは至極当然のことであり、本来ならば国境をマタギ労働しなければならなかったものが正にボーダレスの時代に突入。これらのことを踏まえると、若年層のITスキルの凄まじさは当たり前に思えてくるのは当然であろう。何故ならば、平均月収が3~4万円(円と比較することや統計の仕方により正確な数字は分からないが)と言われている中国でしかもITに関する法整備も進んでない状況で『家にいながら個人情報の売買だけで数万円稼げる』なか一体どれだけの人が手を出さずに真面目に働くのだろうか?と思ってしまう。驚くべきことに、また確実にこの数年でITに関する分野でもアップストリームへと変貌を遂げているのである。 セキュリティ突破は日に日に進化し続け、イタチゴッコともとれる戦いの中で我々日本人の迎え撃つ姿勢が問われている。 『毒をもって毒を制す』 少々手荒い感は否定しないが、当学院の理念の一つだ。もちろん学問的な角度があってこそでありそれを否定する気もさらさらないが、これまでなかったより実践を重視した場の提供を当学院の使命と捉えていく所存である。善ととるのか悪ととるのか、賛否両論あるとは思うが当学院のカリキュラムをキッカケにして頂き存分に活躍して頂くことを切に願ってやまない。 WhitehackerZ養成学院 校長 田口雅章 PS 昨日のトロイの木馬の件ですが、断続的に攻撃を受けているようです(笑)御手柔らかにお願い申し上げます。それとやはりアノニマスのブランディングテクニックはしびれますね・・・本当に間違えるわけありませんし参考にさせて頂かないといけませんね(笑)COOL!!!